孤独感を乗り越えて
道に風船が落ちていた。
誰かが落としたのか、イベントや催しの一部の演出物が風で飛んできたのか。
それを見ていたら、風船がまるで自分の様に見えてきた。
本来は小さいゴムなのに。
空気を一杯詰め込んで自己主張する。
中は空っぽなのに大きく見せる虚しさ。
そして目の前にある風船の様に、出来事が終われば風に流され飛んでいく。
誰にも注目される事も無く、やがてしぼんでいく。
突けば破裂するかもしれないので誰も近づかないし触らない。
かといって優れた人から見れば、中身が無い事も半透明なのでわかりきっている。
本当にどうしようもない人間だわな。
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